最新刊読了。もう連載開始からずっと「俺の中で、今一番面白い漫画」と言い続けてきた「イサック」が、次の巻で最終巻だという。第1話は下記リンクから読めるので是非読んで欲しい。
ドイツ三十年戦争は、簡単に言えば、キリスト教の中の旧派と新派が、王侯貴族農民平民すべてを巻き込んで戦い合った戦争だが、その中に、滅茶苦茶強い東洋人の侍がいたら?、しかも九千人の敵に対して一人で援軍に向かうという、そして欧州にいる目的が「仇討ち」、もう舞台設定だけで男の子のナニがビンビン反応してしまう。
ストーリーも本当に巧い。原作者の代表作「勇午」も、読ませる傑作漫画だった。
銃と刀といえば、イーストミーツウェストという岡本喜八監督作品のコメディ映画があるが、あれも真田広之の侍が、かっこよすぎた(映画全体の評価としてはまぁまぁ)。こっちは西部劇で、リボルバー対日本刀、どっちが強い!?という、もう男の子のナニがry(予告編だけは下記リンクで見れます)。
イサックは、今振り返ると、一番の山場になったところがあるんだが、「ああぁぁ、そうか、そうなるのか、おぉぉ~!」と、すべてが繋がったような、滅茶苦茶感心するところがあるので、一話だけでなく、続きも読んでくれよ。