災害用に備蓄をしている人なら、必ず一番に備蓄するのが「水」だと思う。
だが、五年長期保存水のようなもの以外の普通のペットボトル飲料水だと、購入してまぁ、長くて二年後ぐらいには「賞味期限」が切れる。「消費期限」じゃないので、期限を過ぎても飲める。全然飲める。記事も今見つけてきた。
ただ、ローリングストックに組み込むとなると、日本では飲める水が水道からじゃんじゃかでるので、日常では使いづらい。結果的に「賞味期限切れてるし、飲めるとは思うけど、とりあえずストックしておいて、新しいの買うか」となる。うちの実家の話なんだけど。
悪いことじゃないけど、どんどこ水だけ(他の備蓄品と比べて)ハイペースで溜まっていくのはなんだかなーと思ってたけど、ある日を境に、「もう、ガンガン備蓄しろ」に変わった。
そのきっかけはモーリアンヒートパックを知ったから。
生石灰に水を加えると急激に発熱する仕組みに似たようなもので、ヒートパックを袋の中で水と一緒にすると、生石灰以上の発熱エネルギーを得られる。
ということで、「飲むには心理的抵抗あるけど、捨てられない割ときれいな水」の有効活用がこれだ!レトルト食品などの温めのほかにも、洗面とか、体をぬぐうための温水作りなんかもモーリアンヒートパックと備蓄水があれば可能。
モーリアンヒートパック自体は長期保存が可能だけど、キャンプにも使えるので、アウトドア系趣味があれば、ローリングストックしやすいかも。
また、台風被害のときの大停電・大断水のときに、叔父家が「電気も水も来てないから、トイレが流せないので、使えない。困る」という事態になった。水さえあればトイレは流せるので、あー、水はいくらあっても足りないってことはないなとも思った。
結論、水は物理的な備蓄スペースと財布が許す限り、ガン積みせよ。以上。