チラ裏

チラシの裏に書くレベルの、個人的な日記・整理・備忘録です。

メスティン折で炊飯

 もともとの発端だった、

「災害用備蓄はしっかりしているけど、ローリングストックの更なる活用と、実際の被災時における練習として非常時炊飯スキルの取得・向上を目的に、キャンプとかアウトドアクッキングとかやってみるかな?」

 と思ったときに出会った、メスティンポケスト固形燃料=自動炊飯。さらに「メスティン折で汚れない」これがメスティン欲しいー!となった決定打だった。

 ということで、最初にノーメスティン折で炊飯してみて、メスティンの基本を確認。のち、やっと待望のメスティン折での炊飯。

 ノーメス折より焦げ付きにくいらしい。なので、炊き込みご飯がいいかな?と思ったので、備蓄している鯖缶を炊き込むことに。

 米一合に鯖缶一つを使ってみる。

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 米一合に対して柔らか目が好きなので水250mlにする。その為、鯖缶の汁だけを軽量カップにいれて、水を加えて全体量を250mlに調整した。鯖自体にも水分があるから、さらに結構柔らかくなってもOKという目論見。

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 固形燃料に着火してからアルミ敷くのを忘れていたのに気がつき、急いで菜箸でつまんでアルミを敷いた。外側のプラ容器が燃え溶ける前までなら、そういうフォローも可能。

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 で、炊けました。

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 うおー!めっちゃうまそー!

 実際うまかった。水分量も思っていたほどべちゃついてなかった。ただ、備蓄に余裕があるときは、豪勢に一合に二缶(半合に一缶)入れると、満足度が二倍以上になると思った。

 あと個人的な体質の関係上、塩分を必要最低限に抑えてるので、普通の人は塩や醤油を適量加えて炊飯するとちょうどいいかもしれない。これも鯖缶によっては含有塩分量が全然違うので、ローリングストックでいつもの鯖缶の味と塩分量は把握しておいたほうがいい。

 

 食べ終わってメスティン折を外したところ。水滴がついてるぐらいで綺麗。米のでんぷんを、そこそこの力でこすり落とす必要がなく、さらっと、拭くだけ、洗うだけで、OKというのは非常時にはありがたいかも。

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 今度はメスティン折ハーフに挑戦。半合×2。

 これも当たり前だが、ちゃんと炊けた。

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 メス折ハーフは、境目に米汁が吹き零れて少しおこげを形成。

 これはメス折の高さを「形さえなしていれば適当でもかまわんだろ」と、高さをあんまり気にせず折って敷いたが、多分、ちゃんと見本のサイズのメス折をしていれば、なかったんじゃないかな?という推測。

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 あとはメス折の話じゃなくて、ポケストの話になるけど、動画とかみてると下の画像のポケストに対して横になるようにメスティンが置かれることが多いけど、空気の通り道の形状上、縦に置いたほうが、縦長のメスティンの底に対してちょうどよく火が伸びるんじゃないかな?とは思った。幅もちょうどはまるので、安定感もある。

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 そして、メス折の創始者のページでは、最初にメスティンに薄く水を張って、メス折を浮かせ、そこにシュウマイを乗せて、蒸し料理をしていたのを発見。

 メス折ハーフで、片方には米と水を入れて、もう片方のスペースには50mlの水を差したのちに、糠漬け用に買ってきていた蕪を一個分、皮をむいて四つ割にして入れたものを浮かべる。燃料はいつも通りの25g15分固形燃料。あとは炊飯と同じ要領で。

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 蕪が蒸されすぎてぐちゃるか、焦げるか、はたまた固いかと思ったが、なんとスーパージャストグッドテイスト食感。和食料理人が本気出して蒸しましたみたいなレベルで感動してしまった。


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 蒸し料理した分、水分は残るが綺麗なもの。
 メス折自動炊飯、可能性ある!